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納骨堂の始まり~納骨堂の歴史

納骨堂とは、遺骨を室内で保管・管理するための施設です。

建物内には、個人、夫婦、または家族単位で遺骨を収めるスペースが設けられています。

 

◇納骨堂の始まり

納骨堂の起源は、奈良時代頃の文献に記されている「霊廟」や「納骨壇」に由来するとされています。

当時、天皇家や豪族といった上流階級の人々が、自らの繁栄を象徴するために建物内に遺体を安置したことがその始まりです。

 

◇納骨堂の普及

一般市民が納骨堂を利用できるようになったのは大正時代からとされています。

江戸時代には「檀家制度」が導入され、この頃から「家」を中心としたお墓が一般的になりました。

しかし、関東大震災により、多くの家族が命を落とし、多数の墓石が破損します。

その後、都内各地に納骨堂が設けられ、約200ヶ所に設置された納骨堂には、震災で亡くなった引き取り手のない遺骨が主に納められました。

 

◇現在の納骨堂

平成になると、核家族化や高齢化、少子化といった社会的な変化により、納骨堂はお墓に代わる選択肢として利用されるようになりました。

特に2000年代に入ってから普及が本格化し、少子高齢化の問題が顕在化する中で、永代供養や納骨堂を選択する人が年々増加しています。

 

永代供養や納骨堂のことで、ご不明な点がございましたら、広島県府中市の法楽寺へお気軽にお問い合わせください。

 

お問合せはこちら https://www.hourakuji-fuchu.com/contact/